コララインとボタンの魔女
2009年アメリカ発のストップモーションアニメ、原作は英国2002年出版でニール・ゲイマンの児童文学作品。
映画館で観たのですが、これは怖い。
ポスターとか可愛いのにこんなに怖いなんて聞いてない!!という怖さ。最後の最後まで追い詰めてくるし、テーマに対してここまで怖くする必要ある?!でも多分監督(ナイトメアビフォアクリスマス)の趣味。
個人的に人間の感情を読み取れるようなタイプのパーツが無機物になっているのはゾッとし易いと思うんですが、この映画では何度もその描写が出てくるので無理な人は無理そう。
テーマとしてはピクサーのインサイドヘッドにだいぶ近いものがあると思うんだけど、あのじんわりしんみり伝わってくる切なさややるせなさとは全く違う方向です。
こちらは昔流行った「本当は怖いグリム童話」のような感じかな、読んだ事ないけど。しらんけど。
でもサムネでもわかる可愛さ、色や素材感、ストップモーションならではの雰囲気などは素敵です。思春期手前の10歳頃から見られるけど悪夢を見やすいとか親と離れるのを不安がるタイプの子には不向きです、夜泣きなどの危険性あり!