ジャングル・クルーズ

2021年夏公開、アメリカ発冒険コメディ。

流行り病など色々気掛かりな点はありましたが、夏休みなのに映画館のひとつも行かないなんて…と思い、すっかり子供達も顔を覚えたドゥエイン・ジョンソンの出ている今作を観に行って来ました。

自分は「オールユーニードイズキル」を観て以来エミリー・ブラントも大大大好きなのでこの二大主演は期待しかない、しかもディズニー。幼い頃から通い続けたディズニーランドのジャングルクルーズがテーマときたらもう観るしかない。ああ舞浜行きたい。

内容は安心の全年齢！と言いたいところですが、静かなシーンから急に大きな音でジャーン！と驚かせる少し怖めの展開が2〜3あり、6歳が隣でギャンッと飛び上がっていたのと敵役が若干グロ要素ありなので平気そうな子は7〜8歳頃からいけるかなという感じでした。

6歳には太古の伝説や呪いのシステム＋キャラのどんでん返しがちょっとわかりにくかったようで、後から補足が必要だったのも7〜8歳にした理由のひとつです。

小学校高学年はまだ楽しめるし、ロック様やジャングルクルーズが大好きな人も向いてると思いますが中高生にはちょっと物足りないかも？良くも悪くも優等生な映画だなと思いました。

安易にラブストーリーへ雪崩れ込む感じでもなく、エミリーがひたすら周囲のダメンズをやり込めるような事もなく、きちんと謝ったりいたずらっぽくニッコリして甘えるなど表情豊かに元気で好奇心いっぱいの勇気凛々冒険活劇を演じきっていてますます好き。

話が進む中でどのメインキャラにも誠実で優しくて信条を感じられるような脚本になっていて、原作があれば読書感想文選定図書になれそう。

エンドロールのアートもとっても綺麗で音楽も素敵だったし、最後の最後の音はディズニーランドぽさを感じました。ああ舞浜行きたい。

余程の事がない限り、エンドロールも最後まで全て観て場内が明るくなるまで座っている方なのですが、自宅でもエンドロール全部流していたせいか周囲の人達がパラパラ退場していても子供達は一緒に全部見てくれていて少し驚きました。早く出ようとか言われるかなと思ってた。

エンドロールは制作と配給に関わった全ての人に感謝と祈りを捧げる時間なんです自分には。みんな凄いよおおおありがとうね素敵な作品…次や他のも楽しみにしてるからね、元気で長生きしてね…！（って思いながら全く追いつかないけど名前読んでる）