メン・イン・ブラック:インターナショナル

MIB:International 

2019年アメリカ発、前作から7年ぶりシリーズ4作目。

回を重ねるごとにエロだなんだと難癖をつけてきましたが、ここにきて優等生な作品できましたー！！概ね全年齢対象、ストーリーがわかるのは4〜5歳くらいからかな。

僅かに事後の描写があるので、お子様から「なんでパンツ一丁なの？ねえなんで服着ないで逃げてるのー？？」みたいな質問がくる可能性はあります。

1〜3作とほぼ同じメンバーで来たのでこれまでのファンには若干物足りないとの声も聞かれますが、様々な面でアップデートされた現代版が今作なのでこちらを最初に見ても良いと思います。

MIB3から続投のエマ・トンプソンがニューヨーク本部のトップなのは変わらず、舞台はロンドンに移ります。

リーアム・ニーソンのブラックスーツ姿の美しいこと…クリス・ヘムズワースもその素晴らしい体躯で着こなしていますがリーアムの佇まいを前にしては霞んで見えるほどです（というのはクリスのキャラクター設定がチャラ男で着崩してるシーンが多めというのもありますが）。

今作の主人公はテッサ・トンプソン、こちらも骨太さ感じる俳優です！Marvelシリーズの「マイティ・ソー」でヴァルキリーという雷神をも捩じ伏せる強いキャラを演じています。

映画の序盤でテッサは負けん気の強い若い子らしい子生意気さと新鮮さを感じさせる演技で違和感なく物語に引き込んでくれます。わかりやすい伏線をストレスフリーに回収してトントン拍子に進んでいくところも観ていて心地良い。

テッサ・トンプソンは「姐さん枠」ミシェル・ロドリゲスみたいな有無を言わさぬ強くて艶のあるセクシーさが素敵！と思っていましたが、今作ではキュートでこまっしゃくれた印象の役をばっちりこなしていて新たな魅力でした。