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子供向け番組/映画などの話

カルメン・サンディエゴ

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カルメン・サンディエゴ(Carmen Sandiego)は、1985年に米国で発売された教育ゲーム『Where in the World Is Carmen Sandiego?』をはじめとするゲームシリーズ、同作を原作とするテレビ番組などメディアミックス作品群の総称、および同作品群に登場する架空の怪盗の名前である。

米国以外での知名度はそれほど高くないもののゲームシリーズは2015年まで30年に渡って発売が続けられ、テレビ番組/テレビアニメ/書籍/コミカライズなどメディアミックスが続けられており、米国内では人気のエデュテインメントコンテンツとしての地位を確立している。最初のゲーム作品から34年目となる2019年には二度目のアニメ化も行われた。(ウィキペディアより)

エデュテインメントとは娯楽でありながら、娯楽と関係ない分野の教育として機能するようなエンターテインメントの形式。テレビ番組、ゲーム、映画、音楽、ウェブサイト、マルチメディアソフトウェアなどといった一般的な娯楽の中に教育的要素を埋め込むことで、聴衆や視聴者を教育する。

 

もうのっけからウィキペディアに頼りまくりで自分の言葉ゼロスタート。

でもでもでも「この作品良いじゃない?」と思ってググり始めたら出てくる出てくる、自分が今さっき画面で見たのとは全く別物アートやドット絵のカルメン達。え?と思ってタップしたらまさかの30年前?!インターネット老人会所属の自分はもちろんピーガーーーも通りましたがさすがにカルメン発売当時はまだ小1とかその辺なので全く知らず。PC98のキャンビーが我が家に来たのは中2頃、友達が買ってきたというゲームの箱を皆で開けるとフロッピーディスクが10枚組で〜とかね、最早記憶が曖昧…そんな昔からカルメンはPCの中で世界や宇宙、時代を超えて活躍していたという事実に震えました。しかもちゃーんと面白くて役に立ち人気がある作品として今でも子供達がその名前を知ってるなんて。(日本で言うしまじろう、アメリカはカルメンだったのかな???)

学校のPC、MS-DOSで画面を左右に走り回る蛍光色の丸とか四角作ってフロッピーディスクにカタカタセーブしたりしてた…ウヒィ

 

とまあ色々検索しまくりましたが、Netflixしか観ていません。

子供達(6.8.11歳)に観せてみましたが、6歳にはまだ少々難しく解説が必要で、8歳は11歳と別の遊びがしたくて仕方がない感じで反応イマイチ…。でも本を買えば11歳は読んでくれるかも?そんなわけで対象年齢はざっくり9歳くらいからかな、という微妙なところです。

 

あとは個人的に少々気になっている部分があって。複雑な育ち方をした少女が様々な苦境を乗り越え大人になり世界をまたにかけ義賊の道を選ぶ…どこをとっても女子へのエンパワメントを強く感じる、出自のミステリアスさやサスペンス要素も楽しく素晴らしい作品です。

ですが、もしかして8歳男児がイマイチ楽しめなかったのはそういう部分のせいかもなと思うところがありました。とにかく男性陣の扱いがあまりよろしくないのです。敵役や裏切り者達だけならまだしも、カルメンと一緒に活動する少年や警部補などがショボいことやらかしてる時にカルメンや他の少女が格好良くぶちかましてサイコー……で良いのかな…。

主題歌は演歌みたいで自分はとっても好きだし、世界の国々について楽しく学べるし、ストーリーは魅力的だし、字幕版にするといろんな訛りの英語が聴けるなど大人も楽しい良作だと思うのですが、ご覧になった方は男性陣の扱いどう思ったか感想を教えて欲しいです。