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子供向け番組/映画などの話

ウインド・リバー

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2017年アメリカ発、実際の事件に基づいた作品。

まずタイトルを検索したところ↓

アメリカの辺境をテーマにした「ボーダーライン」「最後の追跡」の脚本で注目された俳優出身のテイラー・シェリダンがそのフロンティア3部作の最終章と位置づけ、脚本に加えて自ら監督も務めて撮り上げた社会派クライム・サスペンス。

↑とのことで今回観た「ウインド・リバー」はもちろん「ボーダーライン」も去年観て好きだな〜と思っていた自分は軽く興奮しながら「最後の追跡」をウォッチリストに入れました!

 

この作品そのものに派手な部分はほぼなく、最後の銃撃戦ですら山にこだますことさえ許されず雪に吸い込まれ消えていきます。

集団暴行からレイプのシーンが計3分ほどありますが、肌色は全体で2秒くらい。遺体の描写も遠目でほんの少し映る程度なのでPG12〜13くらいかな…と思います。

アメリカという国と先住民族の問題について知るのにこんな悲しい作品は辛いものがありますが、端々に滲む差別や環境の過酷さと共に覚えておきたい事件です。

 

テイラー・シェリダンの脚本作品は「ボーダーライン」を最初に観たので、「ウインド・リバー」観賞後にググった時の点と点が繋がったあの快感は久しぶりで嬉しさに震えました。

自分の好きなものを作る人を探し当てた悦び!

この感覚は12〜13歳頃に観た「ミザリー」が最初で、あまりにも好きでTV放送される度にブツブツ言いながら観ていたところ母に「原作読めばいいのに」と言われて読み始めた時でした。

同じくらいの頃かな?風邪をひいた時か何かに「トータル・リコール」のノベライズ版を買ってくれたのですが、それがあまりにもつまらなくてガッカリびっくりしたのも覚えています。当時は原作というものを知らなくて損してたなあ!!あれだけ時間あれば読めてたのに!!

 

テイラー・シェリダンは「ボーダーライン」のスピンオフ作品「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」の脚本も書いたそうなのでそちらもウォッチリストに入れました。

さておき「エターナルズ」観に行きたいなあ…行けるかなあ…