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子供向け番組/映画などの話

ワンダー 君は太陽

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2017年アメリカ発、原作は2012年発表「ワンダー」。

映画『ワンダー 君は太陽』本予告60秒 6.15(金)公開 - YouTube

 

トリーチャー・コリンズ・フランチェスケッティ症候群という先天性の障害を持つ男の子が主人公。主に顔面や耳の骨の不形成などの状態で生まれてくる遺伝性疾患で、生まれてからすぐに手術を繰り返すことも珍しくありません。(下顎周辺から目耳にかけての不形成の為、呼吸器に障害がある場合まず気管切開をするところからということもあります)

主人公のオギーも27回の手術による入退院を耐え自宅学習で5年生まで過ごし、やっと容態が安定したので小学校に編入しようというところから物語は始まります。

 

なんとなく「子供達(5.8.10歳)に良いかな…?」と思って見始めたらまあまあ良さそうな反応でした。しかしさすがに5歳児はあと数ヶ月で1年生とはいえ少し難しかったので質問が多くそのつど答えながら観ることになり、それを聞いていた上の子達もあれこれ質問してきたのでこれは映画館でなくて良かったなと思いました。

子供同士のいじめのニュアンスや「きょうだい児」のこと、傲慢で意地の悪い大人が自己保身に走る様などは8歳でも汲み取りきれない部分が時々ありました。

ちょっとした行き違い(?)から友達との間がギクシャクしたり、仲直りに至るまでのほんのわずかだけれど痛烈なやり取り。劇中でマインクラフトが使われるのは知らなかったので、思わぬ画面登場に本来とは違う意味で盛り上がったりもしました。

 

自分は割と人に注釈を垂れつつ観るのも気にならないタイプなのでそこまで気になりませんでしたが、子供からの質問が多そうな作品を避けたい方もいるかなと思ってそういった部分も書いてみました、参考になれば幸いです。

 

なんかいつもの感じと随分違う書き方になってしまった。