くもりときどきミートボール
1978年にアメリカで出版され百万部を記録したヒット絵本を原作としたアニメーション映画、2009年アメリカ発。
我が家の子供達は結構気に入っていて3〜4回は観ていると思います。「こんなマシンあればな〜!!」というのは誰しも一度は夢想するはず。そこにビタッとハマるんでしょうね!
CG技術の向上のせいか見るからに美味しそうなものがバンバン降ってきてうっとり…あんな風に降ってきたアイスをキャッチして食べてみたい…サイコー…と楽しい気分も束の間、事態は急変します。
原作絵本が気になって調べてみたら、日本では絶版なのか中古しか見当たりませんでした。しかも3〜9千円と高額!Kindleや洋書のペーパーバックなら千円前後で購入できるようです。
狭く閉鎖的な地元、1人浮き続けている主人公、家族は自分を気にしてくれているし自分もそれなりに家族を愛してる、だけど自分を理解し求めてくれる人は誰もいない…
こういう絶望的な哀しみの存在に気づくのは10代に入った辺りからかなと思いますが、その予習になる…か…?
しかし個人的にはオチが微妙な気もしていて、でも絵本が原作ならこういう終わり方もよくあるしそういうもんかなとも思えるのですがここまでハッキリ科学の力で解決するんだとブチかましたならその辺も科学の力できれいさっぱりしてくれても良かったのでは…いやもしかしたらすでに続編も決定してたのかもしれない…知らんけど…(すぐ大人の事情を想像する悪い癖)