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子供向け番組/映画などの話

スペース・スウィーパーズ

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Netflixオリジナル、原題「승리호」は2021年公開の韓国映画。監督はチョ・ソンヒ(朝鮮語版)、主演はソン・ジュンギとキム・テリ。韓国初の宇宙SF映画である。(ウィキペディアより)

 

えー!韓国初のSF映画!?初なの!?とは思ったものの、じゃあ日本は何かありますかね…?と自問自答しかけて「いや自分そもそも日本映画観てないでしょ」というお粗末。ゴジラとかってSF?なの??まあいいや後で調べてみます。(でもアニメならガンダムとかのお陰で割と日本ではSFって身近な存在なのかな??)

 

2090年代、地球はすっかり砂漠化。人口の殆どは地上で辛酸を舐め、一部の人々は宇宙開発企業が衛星軌道上に建設した「楽園」に。

人間が宇宙に進出したことで更に増えた宇宙ゴミ集めで生計を立てる主人公達がある日拾った宇宙船の残骸から見つけたのは…

 

Netflixで公開されてから割とすぐ観て、今日は子供達と一緒に観ました。

吹替版でも字幕盛り沢山(理由は後程)なので、対象年齢はギリギリ9歳以上かな。本をよく読む子ならいけるかと思います。

ストーリーそのものや映画自体は少年少女向けにちょうどいい世界観と導入なんだけど、序盤少しだけわかりにくかったかな…。案の定8歳6歳はナンデナンデしてたので説明しながらスタート。

字幕盛り沢山についてなんですが、これは逆に本作の良いところでもあると思っています。というのも、皆片耳にイヤホンのようなものをつけていてそれが自動翻訳機なんです。

なので出てくる人達はみんな自分の国の言葉で話し出す…それを表す為に結果として吹替版でも字幕盛り沢山なわけです。考えてみたら宇宙が舞台で雑多な集まりで人種も違うのに全員英語話者なんて不自然ですよね。今話してた人は何語かな?って子供に聞いたら面白いかも。

 

主人公達の相性イマイチ?なデコボコチームだけど人情に厚くいざという時は団結!な雰囲気はマーベルシリーズの「ガーディアンズオブザギャラクシー」を彷彿とさせます。

メディアミックスとして日本ではピッコマでコミックが配信中(絵がかっこいい!!)。

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「楽園」に行ける軌道エレベーター宇宙エレベーター)については検索すると色々出てくるのですが、一昔前は夢物語だったのがカーボンナノチューブの登場によりグッと現実味を増した構想です。ガンダムシリーズにも登場しているのでご存知の方も多そう。

我が家の11歳が何かで読んで宇宙エレベーターを少し知っていて、それもあって作品に興味を持ったようでした。

 

環境保護テロリストとジャーナリスト達がびっくりするくらい学芸会ぽいのとか、色々設定が雑じゃない〜!?!?とは思うものの、CGもメインキャストもばっちりハマってて全体的には満足感ありました。

一つ気になったのが、うんちやおならって韓国では「鉄板ネタ」なのかな…?少し前に子供達がどハマりした「ラーバ」というアニメシリーズが韓国のもので、うんちおならおしりカンチョーゲロとかそんな感じ。子供達笑ってたけど!笑ってたけどさあ!!

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